リトープスの実生(ちょっとしたコツ2)

  • 2017年9月10日播種の紫薫ピータースバーグ

  • 2017年10月15日播種の寿麗玉と魔玉


今期の実生はこれまでと違ってかなり苗の成長が順調。
理由はいくつかあるが、一番の理由は実生苗の置き場所を変えたこと。
これまでは屋根の上に実生苗の苗床を置いていたが、ここでは温度が低すぎて苗が成長できないようだ。
そのうえ、スズメの格好の標的になるようで、もう屋根の上は使うことができない。
それで、室内のガラス温室で実生苗を育てることにしたのだが、これが大正解だった。
この場所だと、晴れた日の昼過ぎには、温室の中は30℃を超える。実生苗の用土も25度を超える。
実生苗を成長させるには、用土がある一定の温度により高い温度になることが必要だったわけだ。
鉢土の色が白っぽいのは表面に苔が生じてきたときに、細かい砂を表土全体を覆うように撒いたから。
これにより、苔の成長を抑制できたし、根が用土の外に飛び出していた苗も順調に成長した。
さらに付け加えると、一週間ほど前に、極めて薄い液肥を散布した。
苗の色が若干、濃くなったように思う。