アボカドの選び方 2

アボカドの選び方に関して参考にしたmacaroni(マカロニ)というサイトの説明では、選び方のポイントとして3点を挙げている。

もう一度述べると、1. 表皮の色 2. ヘタの状態 3. 表皮の硬さ の3点。

表皮の色に関して先のサイトの説明は次のようなものになっている。

アボカドは未熟なうちに収穫されます。未成熟のアボカド(写真左)は鮮やかなグリーン。青々としているアボカドは、かたくえぐみがあるため追熟が必要です。熟度が進むにつれて、鮮やかなグリーンからだんだん黒く変色していきます。

ほぼ成熟のアボカド(写真中央)は、濃いグリーンです。あと少し追熟すれば食べごろとなので、二日ほど常温においておきましょう。完熟のアボカド(写真右)は、全体的に真っ黒な見た目です。食べごろのアボカドは、どんどん追熟していくので早めにいただきましょう。

また、ヘタの状態に関しては次のような説明。

アボカドの食べごろを見極めるとき、へたを確認するのも大切です。未成熟のアボカド(写真左)は、果肉に水分があるため張りがあり、へたがしっかりついていてヘタ周辺も張っているのが特徴。追熟していくうちに、水分が少なくなるためシワがよってきてへた部分が凹んできます。

ほぼ成熟のアボカドのへた部分(写真中央)は、未成熟のものと比べると張りがなくなり飛び出ていたへたが沈んでいるのがわかるでしょう。完熟のアボカド(写真右)は、へたまわりがやわらかくなって、へたと身の間に少し隙間ができます。へたが浮いたようになり、触ると簡単に取れる状態が食べごろですよ。

たぶん多くの人がアボカド選びの参考にするのは、マカロニの説明のうちの1.と3. を基にしたものだろう。

つまり見た目が十分に黒く、手に持って触ったときの感触がやや柔らかいものを選ぶということだ。

しかしこの方法ではおいしいアボカドを選べる成功率は50パーセントもない。なぜかというと、店頭で選ぶときにすでに黒くなっているものはいつからそうなのかが全くわからない。すでに完熟時期を過ぎている可能性大。

また柔らかさに関しては、このサイトでも述べているとおり、指先に力を入れて柔らかさを確かめるのは、NGだ。

しかし、それを無視する人もいるだろう。すると、触った感じが柔らかいといっても他の人が実を押して、その結果柔らかくなっている可能性もあり、当てにならない。

明確さにかけるがマカロニのサイトで推奨しているのは、店頭で完熟のものを選ぶのではなく、まだ緑色のものを求めて、自宅で追熟させる方法だ。

購入したものなら、ヘタの状態を時間経過とともに観察できるし、硬さを確かめるためにちょっと握ってみるのも全く問題なし。

ここで大事なのは、緑色鮮やかなものは、店頭に並んでいてもそれをあえて手にとって触る人はたぶん少ないだろうということ。

ひとにあまり触られていない物は、ダメージも少ない。これが大事な点。