タロ・ジロ・サブ5

保護した時期がたった2週間ほどの違いなのに、最後の保護したサブはなかなか集団になじめないようだった。
わたしの姿を見ても、こそこそと物陰に隠れ、餌のときも先に保護した2匹がわたしに走りよってくるのをただ遠くで見ているだけ。体はタロやジロより大きくても、性格はやや臆病なようだった。
最初の2匹とは別の容器に餌を入れ、少しでも安心して餌が食べられるようにと、わたしが直接、手から餌を与えた。
保護した3匹は、そろって里親募集のネットに応募することにした。
以前に、このサイトを通じて里親に応募したことがあり、3匹は逆にこちらがサイトを通して、里親を探そうというわけだ。

  • マロと戯れる3匹


サイトに里親募集の記事を掲載してくれるのは、Nさん。わたしが里親に応募したときにコーディネイトしてくれたのが縁で、3匹の前にも、河川敷で保護した子犬の里親探しに協力してくれた。
記事は、1月6日に掲載され、最初の里親応募は四日後にあった。まだ小さい子犬は、やはり見た目がかわいく、応答はかなり速い。
里親応募があった場合、応募した人に犬を直接見てもらうため、お見合いをする。
最初のお見合いの日取りは、1月23日に決まった。