サボテン鑑賞のツボ5・・・本体その二

和のテイストを持つギムノカリキウム属のサボテンの二番目。
画像のサボテンはギムノカリキウム属のサボテン鳳頭。多分「ほうとう」と読むのだと思う。茶色がかった濃緑色のボディに黒く短いとげが整然と並ぶ。
なんとも渋い味わいのサボテンで、本体がつや消しであることも渋さを増している。
見ていて飽きない。

  • ギムノカリキウム属鳳頭


値段もそれほど高いものでなく、比較的丈夫で育てやすい。
時期的に、今が成長期。成長が順調だともうすぐ花芽が上がってくるはずなのだが、まだその兆しはない。
注意しなければならないのは、強すぎる太陽光線に当てると、その部分が日焼けして、せっかくの美肌といっていいのか、渋い味わいの本体に傷が生じて、観賞価値が激減してしまうことだ。
半日陰において栽培するのだが、日当たりが悪すぎると今度は、せっかくの渋い色合いが変に緑っぽくなってこれまた観賞価値が下がる。
ギムノカリキウム属のサボテンは、どれぐらいの強さの太陽光線にさらすの判断が結構難しい。