サボテン鑑賞のツボ6・・・本体その三

ギムノカリキウム属のサボテンの4つ目は、メガタエ。
メガタエは、トゲと本体のどちらもが、いかつい感じのするサボテンだ。
とりわけ、球体が全体的にゴツゴツした印象で、均一でない色がそのゴツゴツ感を強めている。
刺はそれほど大きくはないが、やや太めで、少し曲がった感じが球体のゴツゴツ感によくマッチしている。このサボテンも見ていて飽きない。
サボテンの通販ショップなどで、いつでも手に入るわけではないが、その割には値段も高くない。

  • ギムノカリキウム属メガタエ(2011年6月5日撮影)

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このサボテンは、京都で行われたシャボテン大会という催し物に出向いて、その会場の展示即売会で買い求めたものだ。
買い求めたときより、緑色が濃くなり、いかつさが増したようだ。時期的に花が咲く頃なのだが、まだ花芽は上がってきていない。
寒さに当てると、球体の色がどす黒くなり、球体もしわが出来てしまう。そのほうが精悍でかっこいいと思う人もいるようだが、もともとかなり気温の高い気候に育つサボテンのようで、寒さが続くようだと、拗れてしまう原因になりかねないので、家では、冬場に暖かい場所に移して育てている。