サボテン・多肉の夏越し10

今日の画像はセントポーリア。
これも夏越しサボテン・多肉と同じ場所で育てている。
プリムラと同じく、宿根草で、自生地では通年、花を咲かせるが、日本の夏の暑さにも、冬の寒さにも弱いので、通年開花はまず無理である。
さらに強い直射日光で葉が焼けてしまう。画像のセントポーリアも、長時間直射日光にさらしてしまい、葉焼けしてしまっている。
セントポーリアもどこのHCでも安価で手に入る。簡単に手に入るから、同じ株に手をかけて、通年栽培する人は少ないだろう。花が終わったら、捨ててしまうのが普通だと思う。

  • セントポーリア(2011年7月24日撮影)


実際問題、セントポーリアは通年開花どころか、通年栽培するのも、結構難しい。
サボテンと同じ場所置いているのは、葉やけの目安を知るためのインジケーターになるからだ。プリムラがダニ発生のインジケーターにしているのと同じような目的だ。
セントポーリアは、多湿に弱く、その点は、サボテンや多肉によく似ている。水遣りのタイミングを知るのにも使える。
セントポーリアを数年にわたって栽培できるノウハウを知っているなら、多肉植物のモナンテス属の植物も簡単に栽培できるだろう。両者の自生地環境はかなり似ているからだ。
そして、そのノウハウは一部の難物といわれているサボテン栽培にも応用が可能だ。