多肉植物の冬越し2

画像はモナンテス属パレンス。同じモナンテス属ポリフィラとよく似た植物で、自生地はカナリア諸島の一つ。島ごとに少しずつ違いがあるようで、動物の場合のガラパゴス諸島に似ている。
この植物に関しても、ヤフオクで落札はしたが、栽培法、自生地などについて調べていなかった。夏は涼しくということだけで、二重鉢に入れて夏越しさせたが、その後の栽培に関しては、特に注意を払わなかったら、ちっとも成長しなかった。
あらためて、自生地気候を調べたら、案の定、冬は暖かくしないと成長しそうにもない気候に育つ植物であることがわかった。
現在は、室内にある加温装置付き温室にいれてある。設定温度は、それほど高くなく、ヒーターを入れるのは、午前2時から8時までと、時間も限定したものだ。
それでもこの温室に入れた途端に、元気良く育ち始めた。
購入した時からランナーを伸ばしていたので、そのいくつかを親株から切り離して植えつけておいたら、全部活着した。本来、丈夫な植物なのだろう。

自生地の気候グラフは上の通り。リチェイの自生地とはまったく場所は違うが、気温に関しては、やはり常春。雨は一年を通じて大変少ない。
このグラフには表していないが、雨量が少ない割には、湿度は一年中70%超。島の気候は回りの海の海流に大きく左右される。