春太郎の旅立ち

今日の午後、小春と兄弟の春太郎を里親のお宅に届けた。
数日前から、昼間は庭に放して、外飼いの腹違いの兄弟たちと交流させていた。
まだ生まれて半年ほどのチャックと、とても仲良くなって、毎日じゃれあっていた。
それも今日で終わり。春太郎はこれからは新しい家族と過ごすことになる。
よく食べ、よく遊び、順調に育っていった春太郎は、体重が今日の時点で5kgを超えていて、保護した当初の体重1.5kgの三倍以上になっている。

  • 旅立ちの日の春太郎(2012年3月16日撮影)

里親さんのお宅に届ける前に、庭先で撮った写真が最初の画像。
目の上の黒い部分が眉毛のように見え、これが目尻にかけてたれているので、何だか困っているような表情に見える。
これまで保護した子犬のなかに、同じような困った表情をしたのがいた。出戻ったチャックがそうだったし、一年ほど前に里子に出したコウキがそうだった。
コウキとチャックは父も母も同じで、兄弟に当たる。似ているのも頷ける。
チャックと春太郎は母親が違うが、父親は同じで、母犬同士も血縁があると思われるので、これまた似ていて当然なのかもしれない。

  • 里親宅での小春(現在はツバキ)

二枚目の画像は、春太郎を届けた後、立ち寄った小春の里親さんお宅で撮ってきた小春の写真。
こちらも、順調に育っていた。
抱き上げると家で私が抱き上げた時と同じように、私の顔をペロペロ舐めた。まだ私のことを覚えているようだった。
春太郎も小春も新しい家族に大事にされることを祈っている。