魑魅魍魎


おどろおどろしいタイトルは、エケベリアの世界のこと。
交配関係が入り乱れ、同じ名前であっても、まったくの別物としか思えないものがいくつもあったり、その逆に違う名前なのに、同一品種としか思えないものがあったりする。
画像は3種のエケベリアは、左奥の一番大きい株が美尼王妃晃。ミニマと王妃錦司晃の交配種とされているもの。
右奥は、某通販ショップでミニマとして購入したもの。一番手前の小さい株は、ヤフオクで落札したミニマ。
3つの株を見比べると、株の大きさは異なっているものの、奥の二つの株はとてもよく似ている。
同じミニマという名前であっても、通販ショップで購入したミニマは、ヤフオクで落札したミニマよりも、美尼王妃晃のほうに近い感じがする。
あくまで推測だが、前者は美尼王妃晃とミニマのいわゆる戻し交配の株なのではないか。
やたら元気で、どんどん大きくなり、子株もたくさん出てくる点なども純粋なミニマではなく、交配種の性質だと思う。
真正のミニマと思われる株はこれまでに何度も購入しているが、うまく育たない。この点からも、画像の通販ショップ購入のミニマはミニマ以外の何かが混じった交配種であることをうかがわせる。