私の好きなサボテン3


ボディの渋い色やシワといい、鋭い刺といい、いかつさ満点のメガタエ。
それでいて、ボディ全体は幾何学的に均整が取れている、はずだったが、最近になって稜が増えてきて、幾何学的均整が崩れてきた上に、あまりできないはずの子株があちこちに生じてきている。
さらに、交配した覚えがないのに結実したらしい。ギムノカリキウム属のサボテンは自家受粉しないので、同じ時期に咲いたほかのギムノと交配してしまったようだ。
実生するつもりがないし、第一交配相手が分からないものだと、親と同じ形質がどれだけ伝わるかもわからないので、種を取るつもりはまったくない。
まあそうではあるが、やはりこの渋さといかつさは私の好みに合っている。