チワワエンシスのピンク


画像は今日の朝撮ったチワワエンシス。葉先のピンク色が冬より増しているように見える。

上の画像は今年、2月28日の記事に添えたもの。
葉先のピンクの領域が広くなって、しかも色も鮮やか。また葉全体が伸びて、きゅっと締まった形になって、私の好みにぴったりになった。
エケベリアは冬の寒い時期に、色鮮やかに、形も締まったものになるのではなかったか。
一体どういうこと?
この現象、実はこのチワワエンシスだけのことではない。花うらら、プロリフェラ、桃太郎、女雛にも見られる。
冬の時期と今の時期で異なるのは、最高気温はもちろんだが、そのほかに最高気温と最低気温の差、つまり日較差と、紫外線量もそうだ。
日較差は一年で今の時期が一番大きいそうだ。さらに、紫外線量。これも一年で今の時期が一番強くなるという。
どうもこの紫外線量がチワワエンシスやその他のエケベリアの色づきに関係しているようだ。
つまり、葉全体がやや白っぽくなるのは、エケベリアが自分で行う紫外線対策。葉全体が白っぽくなるので、葉先や葉の縁のピンクが鮮やかに見えるようになる。そういうことだと思う。
また、株全体の形の変化も、紫外線量と関係していると思う。葉が伸びて、全体がしまった形になったのは、葉全体で紫外線から成長点を守るためだろう。
とすると、日差しが強くなったからといって、この時期から遮光ネットで日焼け対策をしたりすると、チワワエンシス系のエケベリアはいい形にはならないということか。
一方、いわゆる紅葉エケベリアの代表、アガポイデス系のエケベリアの紅葉はどんどん褪めていっている。こちらのほうの赤色は、やはり寒さと関係がありそうだ。