セトーサ系エケベリア絶好調

細かい毛が葉の表面を覆うのが特徴のセトーサ系のエケベリア。毛は寒さに当てることによってよく生じると思っていたがどうやら間違い。
エケベリアの多くは初夏の今の時期のほうが色鮮やかだったり、葉全体がぎゅっと締まったいい姿になるが、セトーサ系も同様で、成長点付近がぎゅっと締まった姿になり、さらにその部分の毛がかなり密になってくる。

最初の画像はルンデリー。この株はヤフオクで落札したもので、ほとんどピートモスだけの用土に植えられていた。
出品者はこのときの出品であまり見かけないエケベリアも出品していたので、このルンデリーも含めて外国からの輸入株だったのかもしれない。
ピートモスだけの用土は保水力はあっても、一度水を切らすと水を吸わなくなるので、扱いが厄介。
また通気性が悪いため、日本の夏をピートモスの用土で越すのは難しいだろう。そこで、用土の下半分はピートモス主体の用土のままとし、上半分を赤玉土を混ぜたものとした用土に変えてみた。
そして、今現在の姿。見たこともないようなルンデリーの姿になった。

二枚目はセトーサ。縦方向に伸びる性質らしい。夏になると下の葉からどんどん落ちていき、みすぼらしい姿になるのが常だったのが、夏をエアコンの冷気直撃で育てるようにしてから、下の葉が落ちることもなく現在の姿に。
最近になって出てきた葉のほうがたくさんの毛があるのが分かる。

三枚目は王妃錦司晃。セトーサ系の交配種。古い葉はふちの辺りだけに毛が生えているが、成長点付近にはかなり密集した毛が見える。あまり縦に伸びることもなく、整った形だ。
明日の朝は最低気温が19℃までしか下がらないそうで、これではセトーサ系には暑すぎる。というわけで、今晩はエアコンの冷気で温度を下げることにする。