猛暑襲来2014

まだ7月だというのに、昨日は当地で猛暑日となった。そして今日も。
昨日までにも、猛暑日一歩手前という日は何度かあった。しかし、気象庁発表の気温以上に屋根の上の温度変化は大きい。

一枚目の画像は、屋根の上におかれた室外機そばの温度計。午前9時過ぎにすでに50℃をはるかに上回って温度表示のないところまで達した。おおよそ58℃。
この温度計は金属製の保護カバーに入っているが、素手で持てない温度になっていた。
二重鉢にしていないものや、していても上限温度を超えそうなものは、あわてて室内に取り込んだ。
昨日もそうしたのだが、一部に取り込みを忘れたり、手遅れのものが出た。

二枚目の画像ぱ去年に播種したリトープスの生き残り。かなり多くの種類のリトープスを蒔いたが、結局生き残ったものは紫勲系の二種のみ。
その生き残りが昨日の暑さで40%ほど消滅。つまり、2013年実生のリトープスはほぼ全滅という結果になった。
家には実生のリトープスが安全に生育できる環境がない。日当たりカンカンの場所かまったくの日陰。
日当たりの場所では、スズメの攻撃にも気をつける必要があり、もう実生はあきらめたほうがいいようだ。

三枚目は二重鉢に入れ、大事にしているクラッスラ属スザンナエ。
今年こそは夏越し成功させようと気をつけているが、それでも今日の日差しで午前9時の時点で許容上限温度を超えてしまった。
鉢の中にある様々な異物はすべてスズメ除けのためのもの。少しでも隙があると、多肉を突きまわしてだめにするので仕方ない。
株の直ぐ近くに置いたものは、フェロカクタス属王冠竜の花がら。どう見ても毛虫にしか見えない。
スズメは芋虫さえ好きではない。まして、毛虫となるとまったく寄り付きもしない。というわけで、サボテンの花ガラはスズメ除けに大変効果がある。