リトープスの実生2014年8月


2013年にかなりたくさんのリトープスの種を蒔いた。
しかし、今日までに生き残ったものは10株程度。ほぼ全滅状態だ。
リトープスの実生はもうやめようかと思ったが、まだ蒔かずに残っていた種があったので今日、蒔いた。
夏にリトープスの種を蒔くのは、誰も推奨していない。たいていは9月の終わりから、10月にかけての時期が推奨されている。
ところが、去年の9月に蒔いたものが少しだけ生き残り、10月に蒔いた種は、全滅した。なぜか。
原因は播種した後の日照不足の上、温度不足ために、発芽がかなり遅くなり、11月に入ってからになった。
11月には気温はどんどん急降下して、11月終わりには、もう生育状態ではなかったので、加温装置つきの温室に入れた。
しかし今度は完全な日照不足。ひょろひょろした苗になり、そのまま冬に突入。
これでは暖かくなったからといって、うまく成長するはずがなかったのだ。
10月にリトープスの播種を薦めている人は例外なく、広々とした大型ビニール温室でリトープスを育てている。
ビニール温室での栽培と、私のような屋外の栽培では、栽培条件がまるで違う。
また栽培地の気候条件に大きな違いがあるので、10月播種では家の場合、遅すぎると判断。今回の夏真っ盛りの播種となった。
夏の盛りの播種となると、日照時間は十分でも、気温が高すぎるかもしれないので、二重鉢に蒔いてみた。
二重鉢での実生は実は今回が初めて。さて、どうなりますか。