リトープスの実生2014年8月#10

  • 2014年8月19日播種のグレー紫勲


播種から二ヶ月たったグレー紫勲。
直径3mmから4mmほど。この大きさだったら、冬の寒さも乗り切れる気がする。
現在の生存数103個。一ヶ月たった時点の生存数が110だったから、消滅した苗がいくつか出たのだろう。
蒔いた種の数は数えなかったが、一応120蒔いたとすると、現在の生存率86%でなかなかいい数字だ。
やはり、紫勲系のリトープスは発芽率も生存率も高く、丈夫なようだ。
種を蒔いた後の覆土に使ったのは、種まき用の土を篩にかけたときに出る微塵。細かい赤玉土ピートモスの混合したものだった。
この覆土は、水分を含みやすいので、発芽や、発芽後の幼苗には都合が良いが、時間がたつと青っぽく変色してくる。
コケが生えてくるためで、この状態はあまり好ましいものではない。
コケがびっしりと生えたピートモスには、水が染み込みにくいうえ、完全に乾燥すると、まくれ上がって、幼描が根ごと持ち上がってしまうことがある。
コケが生える前に、撤去して、その後、細かい砂を替わりに蒔いた。
撤去は簡単。ピートモスは軽いので、鉢にたっぷりと水を与えると、浮いてくる。あふれた水ごと、鉢から流した。