よく晴れた冬至


今日は冬至。太陽の南中高度が一番低い日。天気は良かったので、多肉やサボテンのトレイを屋根に並べた。
少しでも日照を効率よくさせるため屋根の稜の部分を利用して、トレイを傾けて置いた。
地面に対して約30度の傾斜角。これで多少とも日照が効率よく得られるだろう。
この傾斜がかなり意味を持つと思われるのが、リトープス
頂面が平らで、この部分で太陽光を受け止めるので、頂面が太陽に正対していないと、日光を効率よく取り込めない。
というわけで、リトープスの実生苗の鉢は可能な限り、傾斜させている
傾斜させすぎて、ときどき、鉢が倒れてしまうこともある。
二枚目の画像がそのときの様子。
地面に対して、40度を越える傾斜角がついている。
これだと、冬至の今日でも、80度を越える南中高度と同等の日射を得ることができる。
冬のこの時期は、外が寒いため、室内でリトープスを育てていると、窓ガラス越しで弱くなった日光が短時間しかリトープスに当たらないため、日照不足になってしまう。
このことで脱皮のためのエネルギーが十分得られなくなる可能性がある。
この点、立地条件の良いところに設置したハウスは、この時期のリトープス栽培には有利だろう。
日中の温度も晴れればかなり上がるだろうし、日照も十分となれば、リトープス栽培には理想的だ。
ないものねだりをしても仕方がないので、家では寒くても、晴れればリトープスをはじめ、多肉を屋根の上に出している。