麗春玉、オリーブ玉、李夫人の自生地の様子


上の画像はオリーブ玉の自生地での様子。
瓦礫だらけの地上に頂面だけをだしている。撮影地はPodaferというところ。この場所はいくつかのリトープスの種の自生地で、年間の降水量が極めて限られた場所。
このあたりが自生地のリトープスでも,雨ざらしでそれほど徒長しないものもあるが,オリーブ玉は雨ざらしにするといっぺんで徒長するようだ。
画像検索で見つけることのできるオリーブ玉も徒長したものが多い。
日照不足でも直ぐに徒長するようだ。
麗春玉と同じterricolorの仲間のlocalisの自生地の様子。撮影はWillowmoreの近く。
こちらも遠くに見えるブッシュではなく,瓦礫だらけの場所に頭だけをのぞかせている。
年間の降水量はこちらも極めて少ない。
自生地のような姿を維持するのは、日本では無理だとしても,徒長させるのはやはり問題がある。
来季はもっと丈が低くなるように注意しよう。
陽がよく当たるが、雨は降りかからない場所に置くのが理想だが,家の場合,屋根の上でその条件を満たす場所はない。
雨が降り始めたら、徒長しやすい種類を真っ先に屋内に取り込むという方法しか取れないのがつらいところ。
3枚目と4枚目は李夫人の自生地の様子。
他のどのリトープスの種とも違って、李夫人の自生地はこのような泥濘地(でいねいち)。
その泥が乾いてひび割れたようなところに生えている。
この状態を栽培で再現するのは不可能だろう。似たような条件にするのも難しそう。
頂面が乾いた泥の面よりまだ下になっている。
こんな状態で生きているのが不思議。