リトープス・脱皮そして夏越し準備4

  • 紫薫系の寄せ植え


画像は紫薫系のリトープスを寄せ植えにしたもの。
紫薫系は自生地が夏降水地域。この地域ではこれから夏に向けて、降水量が増えていく。
自生地環境に合わせるなら、潅水は夏の間中続けることになる。
紫薫系はまた、強すぎる日照を嫌うものが多い。画像の中のものでいうと、黄緑色のアルビニカ、黄紫薫とも言われる種を除くすべて。画像では、ホルニー、弁天玉、それから紫色が濃い紫薫。
これらを強い日光にさらすと、本体が透明な感じなり、その後いわゆる溶けるという状態になる。
今の時期はまだ大丈夫だが、もう少し暑い時期になるとおき場所を変えて、午前中の早い時間だけ日が当たる場所、あるいは、寒冷紗で遮光した場所に移す必要がある。
今の時期でも紫外線はかなり強いから、リトープスが日光で溶けるのは、紫外線が原因ではないと思う。
高温のときに強光線にあてるという組み合わせで溶けるのではないかと思っている。
紫薫系にも徒長しやすいものがあるので、そういう種類のものは寄せ植えにせず、別の鉢にして潅水も控えめにしなければならない。
具体的には弁天玉、グレー紫薫など。