強制脱皮

天気予報では、もう春らしい日が続いているはずが、今日も結構寒い。それでも、リトープスの脱皮は順調に進んでいる。
一部のリトープスは,古い葉がかなりしおれてきたので,強制脱皮してみた。
どういうことかというと、脱皮の自然の成り行きに任せるのではなく、古い葉を無理やり、押し広げるというもの。古い葉を完全に取り除くというものではない。
こんなことは昨シーズンまでやらなかったのだが、昨シーズンにチャノホコリダニの被害を受けて,今年は脱皮の過程をなるべく短くするために,荒業を使うことにした。
古い葉が取れるのが早くなると,それだけ,チャノホコリダニが取り付く場所が減るからだ。
上側は、網目寿麗玉ということで購入したもの。
しかし多分、花紋玉系の何か。
下側は雀卵玉。同じぐらいの脱皮の進行程度。
古い葉の口が開いた程度だったものを無理やり押し広げて、新しい葉の頂面が完全に出るようにした。


招福玉C80。去年の秋購入のリトープス。やや徒長気味だった。
古い葉を押し広げて、新しい葉の頂面が出るようにした。
交配した覚えはないのに、種が出来ているようだ。種が出来ると脱皮の進行が遅れる。
脱皮が遅れると、それだけチャノホコリダニの被害を受ける可能性が高くなる。


紫薫C352。徒長気味で、古い葉の頂面が分厚くなっていた。
自然な脱皮に任せると、脱皮完了までに時間がかかりすぎる。
というわけで、こちらも古い葉を押し広げて、新しい葉の頂面が出るようにした。
古い葉の頂面部分の厚さが1cmぐらいもあり、これでは、新しい葉の生育にもよくない。