なんだかなーのリトーブス栽培

やっと秋らしくなったこの頃の気候。リトーブスの開花も始まり、リトーブスブログでも記事が増えている。
しかし、私のほうはなんだかリトーブス栽培に嫌気がさしている。
それというのも、9月の天候不順で、徒長気味になったリトーブスがほとんど。
それ以外にも、夏の間に何度もダニ駆除のための薬剤散布にもかかわらず、かなりの株にダニ被害が見られるということ。
長雨の影響でカビ菌にやられ、だめになった株も多数ありということで、すっかりやる気がなくなったのだ。
まあ、それでも比較的ましな株もあるので、それらが気持ちの上での救い。
画像はそうしたリトーブスたち。

  • 招福玉系の寄せ植え

花はもう終わっている。
比較的丈夫で、頂面の模様も私の好み。

  • 繭型玉系の不明種

やや徒長してしまったが、まだ見られる姿。
丈夫でダニ被害も今のところ見られない。

  • 花紋玉系の不明種と雀卵玉C283

網目寿麗玉の名称で購入した奥と左の株。いずれも花紋玉系だろう。
昨年秋の購入で、家での夏越しは初めて。徒長気味ではあるが意外に丈夫で、頂面もきれい。
C283はいくつもあったのに、みんなカビ菌にやられて、これ一つになってしまった。

  • ダニ被害の個所のクローズアップ

一枚目の画像の株のうち、ダニ被害が見られるもの。

  • 珊瑚玉に見られるダニ被害痕

毎年、ダニにやられる珊瑚玉。
何度も薬剤を散布したが、やはり側面全体に赤茶色の斑点が。これがダニ被害。
まあ、これなら、被害としては一番ましなほう。

画像のうち、下から二枚目のダニ被害のクローズアップは、一見、日焼けのように思えるかもしれない。
実際、この状態になったのは、秋晴れの一日が過ぎた後。直接の症状は太陽光線によるものだが、症状が出た場所は既にダニに表面の組織が損傷を受けていたと思われる。
この株の頂面や側面には、最後の画像の珊瑚玉と同じような赤茶色の斑点がたくさんできていた。
同じ種類のもう一つの株にはそうした斑点は出ていなかった。
そして、斑点の出ていた株だけが側面がただれたようになった。
この症状が出る場所は比較的限られている。
まず、頂面と側面の境目、つまり頂面模様の縁の部分。それから側面。そして頂面。
被害が限定されていることからもダニがこうした部分に寄生することを好むとわかる。