紅茶鼻うがい

昨日の記事で、コロナ対策グッズの一つに紅茶ティーバッグを上げた。紅茶とコロナ、一体どう関係するのか。

紅茶は飲むのではなく、うがいをするため。

紅茶でうがいをすると、紅茶に含まれるタンニンがのどの粘膜を覆うようにへばりつき、これがウイルスが進入してきたときに細胞内に進入するための入り口として利用する受容体をも覆ってしまうため、ウイルスが進入できなくなるという説がある。

この説に、いわゆるエビデンスは存在しない。大体、こうした予防策はエビデンスの取りようがない。

被験者を2つのグループに分け、一方には紅茶うがいをさせ、もう一つのグループには水などによるうがいのみ。

ウイルスを実際に用いて、同じ室内に長時間滞在させるという実験をすればエビデンスは得られるかもしれないが、こうした人体実験は禁じられているから、いつまで経っても検証されない説のまま。

だから、効果がありそうだと思えば、自分で試してみるしかない。

しかも、わたしがやっている紅茶鼻うがいは鼻うがい用のスポイトを用いるものではなく、口に含んだ紅茶の一部を鼻から出すというもの。

ちょっとしたコツがいるため、誰にでもできるものではない。技(わざ)と言うほどのものではないが、コツをつかむには練習が必要。

このうがいは上気道のみならず、鼻腔内をも紅茶が通過するから、このあたりの粘膜に取り付いて感染を引き起こすウイルス全般に効果があると考えている。

うがいは外出から帰ってきてやるのではなく、出かける前にするのが原則。

粘膜を紅茶の茶渋で覆っておくのが感染予防になるのだから、ウイルスが取り付いた後にうがいをしても後の祭り。必ず出かける前に行う。

粘膜にへばりついた紅茶の茶渋は飲食をしない場合、数時間は粘膜を覆ったままのように思う。

つまりこの時間内に帰宅して、再び紅茶うがいをすれば、感染予防としては完璧だと思う。

このうがいでコロナ感染が完全に防げるかどうかは断言はできないが、何もしないよりはましだと、毎日のように行っている。

通常の風邪に関しては、この方法で一応防げているので新型コロナに対しても一定の効果があると思う。