花の咲かないサボテン1

サボテンのことについて、ネットでいろいろ調べていくうちに分かった事はたくさんあるが、その中に開花年齢に達したサボテンは、毎年花を咲かせるというのがあった。
開花年齢に達するのに時間のかかるのは、大型サボテンに多いが、小型のサボテンだと、数年で、開花年齢に達するらしい。
オークションで、たくさんのサボテンを集めたが、それ以前にも、HCや園芸店で買い求めたサボテンがいくつかある。
いつ買ったのかも思い出せないものがほとんどだが、これらのサボテンが花をつけたことはついぞない。
花をつけないというのは、簡単に言えば、栽培が適切でないからなのだが、実はそんなことも、今回、初めて知った。
サボテンというのは、めったに花をつけないものだと勝手に思い込んでいたのだ。
ちょっとでも園芸に興味のある人なら、サボテンの鉢の一つや二つ、持っているのではないだろうか。
でもそのサボテンは毎年花をつけるだろうか。多分そういう人は少ないと思う。
そして、私と同じように、サボテンが毎年花をつけるのが普通だということを知らないのではないだろうか。

  • 花の咲かないサボテン1(マミラリア属金洋丸)


世間では、サボテンは丈夫で育てやすく、太陽によく当て、水もたまにやるぐらいで十分よく育つというような考え方が多いと思う。
そういう育て方で、立派に毎年花をつけていれば、それでよいが、もし、手持ちのサボテンが、毎年、花を咲かせないのであれば、それは育て方が悪く、最悪、緩慢に枯死への道をたどっているのかもしれないのだ。
どんな栽培植物でも、花の咲くものは、花をうまく咲かせることが、栽培の上手下手のバロメーターとなる。
同じことがサボテンでも言えるということに、いろいろな植物の栽培を何十年もやってきて、やっと今頃気づかされた。