サボテンの花16

マミラリア、ノトカクタスと花の盛りを過ぎ、今、花の時期を迎えているのが、ギムノカリキウム属のサボテン。

  • ギムノカリキウム属ホリドスピナム


しかし、これまでに咲いたサボテンに比べて、花がどれも白色で、大きさもそれほどでもないので、どうにも地味。
ちょっと前に咲いた和光丸や、北極丸を見た後だと、花が咲いたときの感動もいまいち。
守殿玉、ピルトジオルム、フェロシオールなどのギムノたちが次々と開花したのだが、写真に撮ろうという気持ちがおきない。
そうこうしているうち、花の時期の短いギムノの花たちは次々と花を終わらせてしまった。
しかし、ギムノの中でもちょっと変わったのが開花した。
ホリドスピナムという名前が付いていた。和名を恐竜丸というらしい。
扁平で、あまり背が高くは育たない多くのギムノと違って、背が結構高い。
ごつい体に刺がごちゃごちゃと生えているのに、その花が大型のピンク色と来ている。
まるで、ひげ面の強面のおっさんが、ピンクの大きなリボンを頭につけているようなおかしな印象だ。

  • ギムノ3種類の花(大きいほうからホリドスピナム、瑞昌玉、黒蝶玉)