サボテンの冬越し2

アルミフレームの温室は室外タイプのものもあり、これもランの栽培用に購入したものだ。
今でも、この中には、コチョウラン、カトレアなどがそれぞれいくつかある。
これらのランは、高温タイプなので、設定温度は30℃となっているが、室外にあるため最低温度は20℃ぐらいまで下がる。

  • アルミフレームの室外温室


この室外温室にランと同居しているサボテンがある。
メロカクタス属のマタンザナスとアズレウス。ユーベルマニア属のペクチニフェラ、プセウドペクチニフェラ、それから、エリオシケ属のアウラタと極光丸だ。
これらはいずれも南米が原産地で、赤道近くの年中温度が安定した場所に自生しているため、日本の冬はこれらのサボテンにとって、寒すぎるのだ。
日本の寒さにも耐えるように、接木で栽培されることもあるが、自根で栽培するとなると、寒さ対策が必要となる。

  • 結露のため内部が良く見えない


サボテンのことを書いたブログ、HPをたくさん見て回ったが、ランと同居させて温室中で育てている例は見たことがない。
サボテンのことをあまり分かっていない初心者だからこその、かなり大胆な栽培なのかもしれない。
画像は、その室外温室なのだが、外部との温度差のため、保温カバー内側に結露が起こり、中が良く見えない。湿度はほぼ100%だ。
日中に陽があたると内部の温度は35度ぐらいまで上がる。アズレウスなどは、夏の暑かったときより今の時期のほうが良く成長している。