メセン類の新しい栽培法2

  • 昨年の9月と10月に種を蒔いた実生苗


メセン類の室内栽培に使うのは六畳の畳の部屋。今日のこの部屋の最高気温は13℃だった。
しかしこれでは、室外の気温よりはましでも、冬にも十分な成長を期待できる温度ではない。
そこで、使うのが暖房用のヒートパネル。
画像でオレンジ色に見えているのがキッチンなどの床に置いて使う暖房用ヒートパネル。
今日、これを使ってみたら、実生苗の鉢土の温度が20℃まで上昇した。
これなら、実生苗の成長にも十分な温度だと思う。
また、ヒートパネルの上に、フラワースタンドを置き、その上にいくつかリトープスの大人株の鉢を置いてみたが、その鉢土の温度も18℃まで上昇した。
ある程度以上の大きさのあるビニールまたはガラス温室だったら、簡単に実現できる鉢土の温度だろう。
あるブログのブログ主は4坪ほどの簡易ビニール温室で多肉植物やサボテンを栽培していて、ブログにはビニール温室内の気温が記載されている。
今の時期でも、ビニール温室内は20℃を軽く超えていて、これが冬場のリトープスなどの生育に好条件を与えているようだ。
リトープスなどのメセン類を冬型植物だとする考えは温室栽培を前提としたものなのだろう。