里子の近況(小秋現在は鈴)

11月20日の日曜日の朝、兄弟犬のうち一頭だけ別に保護した子犬の里親さんからメールの近況報告が入った。
家にいた頃は、小秋という名前で呼んでいたが、里親家族には「鈴(すず)」という名前をもらっている。
小秋と名づけたのは、その前に保護した子犬の小夏にそっくりの毛色だったからだ。
河原で暮らす野犬家族にはメスが三頭いるが、小夏や鈴と同じような毛色のものが一腹に一頭ぐらいの割合で生まれる。
両親ともに鈴とは違った毛色なので、先祖のどこかで、鈴と同じ毛色の犬の血が混じったのだろう。
11月に保護したほかの兄弟たちの毛色を見ても、実にさまざまな毛色をしていて、同じ母犬から生まれた子犬たちと思えないぐらいだ。
成長すると、体形や顔付きにも違いが出てきて、鈴たちの先祖には、どれだけ違った犬種がいるのかわからない。それだけに、保護した子犬たちが、大きくなってどんな感じの犬になるのかが楽しみでもある。
鈴には、日本犬の特徴が見える。さらに成長するとどうなるのだろうか。
2回目のワクチン接種も終わって、待望のお散歩ができるようになった1月29日撮影の画像では、鈴もちょっと大人びてきている。
鈴(左の画像は2012年1月7日、右は1月29日撮影)