冬が成長期3

画像の一枚目は、ディスコカクタス属ホルスティー。南米の高地が原産のサボテンで、日本の夏は暑すぎるようで、そのため、二重鉢にして夏を過ごさせた。
それでも、夏の間はまったく元気がなく、色が赤紫色になってしまい、こりゃだめかと思わせた。
夏の終わりには、小さくしぼんだようになって、いよいよだめかと思ったが、秋になると少し色が緑色に変わり、最近、加温装置付きの温室に移したら、成長の兆しがでてきた。
実生のホルスティーは結構、稀少だ。やはり育てにくいのだと思う。その原因の一つがひょっとすると、北半球の気候に適応していないからかもしれないと思えてきた。
二枚目は、メロカクタス属層雲錦。錦が入っているので、直射日光を避けて、育てていたら、夏の暑い時期にまったく成長しなかった。とにかく新しい刺がまったく出てこない。
拗れたかと思ったが、寒さ対策のため、加温装置付き温室に最近移したら、これもまた新しい刺が出てきた。
このサボテンもまた、夏冬逆転の気候パターンの方が性に合っているのだろうか。