冬に元気な多肉植物

この厳冬期にむしろ元気がいいのが、エケベリアや冬型クラッスラ。
冬に元気ということは、夏は苦手ということらしく、昨年の夏には、エケベリアに日焼け被害はもちろん、消滅したものがたくさんでた。
冬型クラッスラの方は一昨年の夏、割合うまく夏越しできたので、油断していたら、都星のかなり大株に育ったものや、スザンナエの大株、子株ともに消滅させてしまった。
日焼け被害のあった株は、姿が悪くなったままで、見かけを良くするには、形のよい部分だけを切り離して、挿し木する以外になさそうだ。
鑑賞に堪える姿を維持している株をいくつか。
最初の画像はエケベリア属美尼王妃晃(びにおうひこう)。ミニマと王妃錦司晃(おうひきんしこう)の交配種。
寒さに強く、今の時期の氷点下の気温にも耐えるはずだが、ことさら凍害の危険を冒すこともないので、天気予報で、朝方に冷え込むという予報の時だけは、室内に取り込んでいる。

二枚目の画像の中央が相府連の名でヤフオクで落札したもの。カット苗だったので、安かった。
カット苗とは茎のところで切断した株で、これを郵送してもらうのだが、意外に簡単に茎挿しで活着する。
しかし、この株、ネットで検索して出てくる相府連とは違うような気がする。
3枚目も、カット苗で送ってもらった赤い星。小指の先くらいしかない苗だったので、うまく活着するか心配したが、結構うまく活着し、元気に成長している。
冬の寒さで赤っぽい色が濃くなるエケベリアは多いが、この赤い星は、夏も同じように赤かった。
寒さにあたってさらに赤くなるかと期待したが、ほとんど変化なし。
年中赤っぽいとなると、今の時期より、夏の方が目立つのかもしれない。