寸止め


一枚目の画像はエケベリア属ローラ。日陰で管理していたら、えらく徒長。あわてて日の当たるところに移したら、思い切り日焼けという最悪の展開で、画像のような状態。
現在は、午前中の早い時間だけ日に当てるようにしている。先端部分がまともになってきているので、何れは、茎の途中でカットして、茎差しすれば、形よくできるだろう。
二枚目も同じローラ。こちらはずっと日当たりのいい場所に置いていたもの。一枚目とは違う種類に見える。
葉が蕾の状態の花のように、しっかりと閉じていて、見栄えがよい。エケベリアのこの状態が魅力的だと思っているので、どうすれば、その状態をキープできるかを色々試行錯誤している。
置き場所を色々替えてわかってきたのは、次のようなことだ。
1. 冬の厳寒期にも、室内に取り込まず、寒さになるべく晒しておけば、葉がだらりと開かず、閉じた状態になる。
2. 夏の暑い時期にも、やはり、日陰に移さず、直射日光になるべく晒すようにすれば、これもまた、葉がつぼんだ状態をキープできる。
しかし、1.は一歩間違えれば、凍傷で、ずるずるに腐ってしまう危険があり、2.は全身火傷状態で、これまた枯死する危険と隣りあわせだ。
実際、2011年から2012年の1月にかけての冬の時期、寒い時期に、屋根の上に置いたトレイを室内の取り込まずにいたら、相当数のエケベリアが凍死した。
また、去年の夏は梅雨明けの頃まで、屋根の上で、遮光なしの状態にしていたら、ほとんどのエケベリアがひどい日焼けを起こした。
こうしたことに懲りずに、昨シーズンの冬も、エケベリアを入れたトレイは、屋根の上に置いていたし、今の時期も直射日光当てまくりで育てている。
しかし、どの程度以上で、凍死するか、または、日焼けするかのぎりぎりのラインがようやくわかってきた。
置き場所によって同じエケベリアがどうなるが、3枚目と4枚目の画像でもよくわかる。