帝玉の自生地の気候

画像は連日の猛暑日にも拘らず、フェロカクタスの隣で、夏を過ごしている帝玉二つ。
去年に引き続き、今年も夏に半日陰などには移さず、太陽いっぱいの屋根の上。一枚目の画像がその様子。
買っては腐らすの連続だった帝玉が夏越しの方法を、あるブログを参考に、去年から変えたら割合うまく行ったので、今年もその方法にしている。
今までの失敗は、夏を越した後に腐るというパターン。半日陰に移して、灌水はまったく行わず、涼しくなる、10月はじめぐらいから灌水を再開していたが、この灌水を再開した後、しばらくして腐ってしまう。
自生地の気候を調べることなく、メセン類の一般的な夏越し法をそのまま鵜呑みにしていたことに問題があったのかもしれない。

二枚目の画像が、帝玉の自生地の一つ、Seekoegat, Western Capeの近く、Prince Albertの気候グラフ。
現地の夏にあたる11月から2月(画像では5月から8月)の一日の日照時間は、あるデータによると、一日平均10時間前後で、帝玉は長時間の日光を浴びている。
ちなみに現地の様子はつぎのURLで画像で見ることが出来る。
http://www.theweatherinsouthafrica.com/photos/Western_Cape/Seekoegat
これらを見る限り、夏の間、半日陰に移して栽培することは正しいとは思えない。