新たな子犬たち2013-3-2

子犬が生まれた場所がはっきりしたものの、すぐには保護せず、母犬シーバの世話に任せたが、やはり子犬のことが気になって仕様がなかった。
夜になると、近くまで茂みの近くまでいって、様子を探っていたが、10月12日以降は茂みに近づいても、母犬シーバの気配がまったくしなくなった。
どうやら、子犬の存在を私に気づかれたというので、子育ての場所を変えたらしい。
しかし、その現場にしばらくたたずんでいると、堤防の上からシーバが顔だけ出してこちらを伺っている。
堤防の反対側にも身を隠すことの出来る草むらや茂みがある。そっちに子犬を移動させたのだろう。
持参したドッグフードを河川敷道路の端のほうに置いた。母犬は子犬を置いて自分の餌を探す時間が十分にはない。やはり空腹なのだろう。私が現場を去るのを確認すると、シーバは堤防の斜面を降りてきて、置いたあったフードを食べ始めるのが遠目で確認できた。

  • 茂みの中のくぼみ(ここで子犬を産んだようだ)

子犬が産まれたことがわかったのが、10月10日の夜のこと。それから約一週間ぐらいは大きな雨も降らず、川が増水することもなかったので、それほど心配は要らなかったのだが、10月18日になると、台風26号の接近に伴って、かなりの雨量の雨を天気予報が予想していた。
大雨になったり、台風が直撃しそうな場合、子犬を保護した方がいいだろうということで、18日の午後1時ごろ、現場に行ってみた。
10日の夜に、子犬の声がした茂みを念のために探ってみたが、案の定、もぬけの殻だった。