リトープス属繭型玉


画像はリトープス属繭型玉。このリトープスは、冬に雨の多い地域が自生地だ。
他のリトープスの中には、早々と脱皮を開始しているものがある一方、繭型玉は、全然その気配がない。
繭型玉と同じ鉢に植わっているのは、名前が分からないリトープス。たまたまだが、繭型玉とほぼ同じ時期に白い花を咲かせた。どうやら、繭型玉と交配してしまったらしく、種が出来たようだ。
種の出来たのはいいとして、問題なのは、この鉢の灌水をどうするかだ。繭型玉は、冬にもある程度の灌水が必要だと思うが、同じ鉢の不明種の方はどうなのか。
夏に雨の多い地域に育つリトープスだと、この時期に灌水をすると、脱皮の問題が生じるかもしれない。一回だけ脱皮をすべきところ、二回連続の脱皮、いわゆる二重脱皮になってしまう可能性がある。
違う品種を寄せ植えにするときに、脱皮のことまで考えに入れていなかった。せめて、夏降雨地域のリトープスと、冬降雨地域のリトープスを分けて寄せ植えにすべきだった。