リトープスの植え替え

脱皮の終わったリトープスを植え替えることにした。今年も直射日光栽培することにしているので、二重鉢に植えつける。
二重鉢にする場合の注意点は以下のとおり。
1. 外側の鉢は素焼きの鉢にする。素焼き鉢というのは、駄温鉢や朱温鉢のことではなく、ベージュ色のもの。号数をいくつもそろえて売っている店は意外に少ない。
2. 内側の鉢は、外鉢より背の高いもので、釉薬のかかっているもののほうが冷却効果が高い。
3. 鉢と鉢の間に入れるのは、砂が一番よい。
以上の注意点で、1.と3.はともかく、内側の鉢にするものがなかなか見つけにくい。
家では、内側の鉢をローズポットという、イタリアンテラコッタ製のものにしていることが多いが、これだと、砂に給水した場合、若干ではあるが、冷却効果のための水分が内側の鉢に吸い取られて、効果がいまいちになってしまう。
これを避けるには、内側の鉢が水を浸透させないものでなければならないが、プラ鉢では熱伝導の点で使えない。
釉薬のかかった陶器製の鉢は意外に種類が限られている。二重鉢に使えるようなものはほとんどない。
そこで今回、鉢ではなく、鉢カバーとして売られているものや、陶器製のコップの底に穴を開けて内側の鉢として使うことにした。
最初の画像が穴を開けた後の鉢カバーや、陶器製のコップ。穴を開けるには、電動工具が必要なので、誰にでも薦められる方法ではないが、工具があれば割合簡単に開けられる。

二枚目の画像が、リトープスを植え付けた後の様子。