フェネストラリアの夏


画像はいずれも去年に購入したフェネストラリア属の五十鈴玉、郡玉、朱鈴玉。
冬から春にかけて、自生地の気候を参考に、一ケタ台の寒い気温にはさらさず、日光にはできるだけ当て、潅水はほとんど行わず、その代わり晴れた日の朝に表土に霧吹きでお湿りを与えるという栽培法で、いずれの株も調子がよかった。
さて、その好調を梅雨の時期も,暑い夏も維持できるかなのだが,自生地の気候から見て,高すぎる気温はノーグッド。それで、すべて二重鉢にして栽培している。
今日は、今シーズンの最高気温となり、屋根の上のモニター用の温度計は47℃に達した。
しかし、二重鉢の鉢土の温度は30℃どまり。これなら、フェネストラリアも大丈夫だろう。
ネットで「フェネストラリア,育て方」で検索しても、たいした情報は得られない。
メセンの一般的育て方とされる、「冬生育、夏は半日陰で休眠」では、徒長させてしまうことがわかっているので、このフェネストラリアたちには、夏も思い切り日光に当てて育てるつもり。

二枚目は6株のうちのひとつ、五十鈴玉。通販ショップLで購入したもの。
購入当初の葉は、すべてなくなって、新しい葉で株が構成されている。そのため、以前に記事にしたときとは株の印象がまるで違う。
丈が上に伸び上がることもなく,葉の先端が妙に太くなるということもなく,健全な様子。
また、今のところ、休眠する様子はなく、画像でもわかるとおり、新しい葉が次々と生じてきている。
ちなみに潅水、つまり鉢底から水が流れ出るような水遣りは連休の始まるころから今日に至るまで、一回も行っていない。