クラッスラ属稚児姿2014


クラッスラ冬型の分類になっている稚児姿。
冬型の特徴は、なんと言っても許容上限温度は低く,許容下限温度は高いという風に、許容温度の幅が大変狭いということだ。
したがって、夏は涼しく、冬は暖かくすごさせる必要がある。
この夏を涼しくというところを半日陰ですごさせることと思い込むから,クラッスラ冬型を夏に枯らせてしまうことになる。
かといって直射日光、がんがんの場所だとあっという間に,許容上限温度を超えてしまうから,そこが工夫のしどころ。
で、稚児姿。冬型といいながら,許容上限温度はかなり高いようで,真夏の直射日光栽培でも,7月中なら大丈夫なようだ。
夏に休眠などしないから、通常通りの潅水でも平気。むしろ今の時期の生育が他の時期より盛ん。
画像のとおり、新しい葉がどんどん出てきて、花芽もたくさんあげてきた。夏型との交配種かとも思うのだが、まだ詳しくは調べていない。
ともあれ、画像の稚児姿は,名前からの印象とはまったく違う,恐竜を思わせるごつごつした姿。