しわしわ曲玉


ぜんぜん雨も降らず、潅水も長いあいだせず、直射日光栽培の曲玉がしわしわになってしまったが、台風の影響で、ここ数日は雨続き。
曲玉は雨ざらしなので、潅水したのと同じ状態になり、しわしわも取れた。
シャキッとなって背が伸びたように見える。
リトープスは乾燥させると土にもぐるという話は、要するに、リトープスがしぼんだ状態になっただけのことなのだろう。

二枚目の画像は、マミラリア属ルエッティ。
ルエッティは、昼は屋根の上のトレイで、直射日光栽培。夜はエケベリア属セトーサと同じ冷風直撃で育てている。
鉢土の温度は、昼は40℃以上、夜は15℃まで下がるという過激な環境。
しかしこれがルエッティには快適環境らしく、かなり元気。と思っていたら、画像のように、球体左の部分がなんだか変。
私のデジカメでは、ここまで寄るのが精一杯で、良く分からないだろうが、イボイボから小さい根の様なものが、たくさん生えてきた。いったいこれは何なのだろう。
株が特に弱ってきたということはないので、このまま様子を見ることにする。
ここ数日の雨模様で、雨ざらしにはしていなかったが頭頂部が早くも緑色になってきた。これは日照不足のサインだ。自生地の気候データから計算すると、年間の日照時間は3千時間ほど。日本ではこれだけの日照時間を得ることはできない。
ルエッティは日差しをできる限り長く与えないと、直ぐに日照不足になり、イボの色が緑っぽくなる上、イボ全体が、広がってくる。これは、悪い兆候なのだ。
ものすごい温度差と、十分すぎるぐらいの日射。これがルエッティをうまく育てるコツのようだ。