高級多肉


家には高級多肉と呼べるようなものはない。しかし、画像の植物は一応その部類に入るかもしれない。家では唯一、購入価格二千円を超えるもの。
よく知っている人には改めて名前を言わなくてもわかると思う。
某有名ナーサリー出身の紫オブツーサ。
最近、この系統のオブツーサがヤフオクに出品されると異常なほど、入札価格が高騰する。
このオブツーサを購入したショップのオーナーによると何でも、某国から人がやって来て、片っ端から、札びらを切って買い取っているそうな。
金になりそうなものなら、投機的意味合いで、栽培植物でも、希少動物でも珊瑚でも何でもかんでも、手段を問わず手に入れる。
そのあおりで、多肉植物栽培などというささやかな楽しみの世界にも、価格破壊の波が押し寄せる。