自生地の福来玉

画像は、寿麗玉系のリトープス、福来玉の脱皮の様子。撮影日時は2013年9月27日、撮影場所はPofadderの町から、14号線を西に30kmほどいったところ。
自生地はザクロ玉系のリトープスの自生地より、西側。ナミビア南部のとの国境に近い場所。
自生地近くのPellaという町の気候を調べてみると、年鑑の降水量がわずか15mm。夏の終わりから秋にかけてほんの少ししか雨が降らない。
それでいて、脱皮完了間近の画像のリトープスの古い葉がシワシワになっていない。
これはたとえば、朝晩の気温差で、土の表面に結露が生じるとか、大西洋からの湿った海風がこの地域まで届くからかもしれない。
夏の間、潅水は行わなくても、鉢土の表面を湿らす程度の水を霧吹きなどで与えるのがいいのかもしれない。