夏後半のリトープス

暑さの峠は越したものの、関西の暑さは後を引く。まだまだ油断はできない。
今のところ、この夏にだめになったリトープスは,新規購入の源氏玉の小さい株とピシウム菌によるものと思われる腐敗でだめになった多点神笛玉の大株の二つ。
この二つは予想外で,むしろ画像の2つの株のほうがこの夏だめになるだろうと思っていた。
最初の画像は招福玉。
脱皮に手間取っているので、枯れた古い葉を手で取り除くと,頂面と側面の境目の部分がケロイド状に白く変色していた。
日射が原因ではないことは明白。それではカビ菌による感染かというと,こういう場所に限局して感染ということはないから,それでもない。古い葉が覆っていた部分の、さらに一部だけに被害が集中。
ダニにせよ感染にせよ、被害はもっと広い範囲に拡大するはず。
こちらは琥珀玉と鳴弦玉の寄せ植え。
鳴弦玉のほうが症状がひどい。
招福玉と同じく,脱皮に手間取っているので取り除いたところ、同じような場所が変色。一部は陥没していた。
腐れが進行してだめになるだろうと思っていたが特にそういうこともなく,夏を越しそう。
念のためにこの夏,何回か殺菌剤を散布してある。