Eat a duck and mouse

昨日のNHKの番組、「まさかめ」での話。
最近、日本に観光目的でやってくる外国人の数が急増しているらしい。ここで言う外国人は、いわゆる欧米各国の人たちのこと。
彼らの事実上の共通言語は,やはり英語。
その彼らの間で、表題のような英語が日本に関連したあることで,よく使われるという。
そこでクイズ。
上記表題の英語の意味は何でしょう。
番組の中でもこれがクイズになっていた。番組のレギュラーを含んだ出演者の誰も正解できなかった。
私はこれはすぐに日本語との語呂あわせで、最後の"mouse"は間違いなく、日本語の「ます」だろうということには気がついたが,文全体が、どの日本語に相当するかは分からなかった。
正解は「いただきます」。
正解が知らされた後、スタジオに日本語を英語の語呂合わせで教えるという外国人講師が登場。
彼が教える日本語の中に、"alligator"があった。
これは語呂合わせ英語の古典というべきもので,いまだに健在だとは知らなかった。
これに関する英語のジョークが昔からある。
英語のジョークなので英語のままだと分かりにくいので,日本語に訳して紹介してみる。
本来は英語のままで読まないとおもしろさは半減してしまうが仕方がない。

ジム: 近々、日本に観光で行くんだって。
サム: ああ、そうなんだ。安全で、しかもみんな親切らしいし、以前から行きたかったんだ。
ジム: それじゃ、日本に行ったことのある俺からのアドバイス
礼儀正しい日本人は相手にも,それ相応の礼儀正しさを求める。
いいかい、何かで親切にしてもらったら,必ず,お礼を言えよ。それもできたら日本語で。
サム: 日本語でお礼の言葉はどう言うんだい。
ジム: 「ありがとう」だ。
サム: 何だって。全然覚えられそうにないな。簡単に覚えられる方法はないの。
ジム: だったら、英語の"alligator(ワニ)"って言えばいい。日本人は外国人が話す日本語に寛容で,少々変な発音でもちゃんと分かってくれる。
サム: お礼の言葉が「ワニ」なのかい。変なの。
ジム: 発音が似ているだけさ。
サム: 分かった。親切にされたときは「ワニ」って言えばいいんだな。
えーっと、親切にされたら「ワニ、ワニ、ワニ」。これでOK。
数日後、日本にやって来たサム。日本のショッピングモールにやって来たものの、どこになにがあるかさっぱり。
通りすがりの日本人に目的の場所までの道を教えてもらい、ここぞとばかりにお礼を言った。
サム: クロコダイル ベリーマッチ。