からだのことFS#1

からだのことシリーズもいよいよ、総括すべきだと思う。そこで、今回の記事はシリーズも最終シリーズということでFS#1とした。FSは「ファイナルシーズン」を意味している。
まず最初に3月31日に採血した、血液の検査結果が上がってきたので、これまでの検査結果に加えて、グラフ化したものを出してみる。


肝臓の機能を表す数値、ALTとASTが突然上昇して、糖質制限ダイエットにドクターストップがかかった。
腎臓の数値も悪化、どうなることかと思ったが、「血液検査の結果7」の通り、肝臓の方は無事正常値に戻った。
腎臓の方は、まだ尿素窒素もクレアチニンの数値も少し高め。回復するにしても、もう少し時間がかかりそうだ。
もともと腎臓には欠陥があるから、数値的にはもう元に戻らないかもしれない。
糖質制限ダイエットは、ドクターストップがかかったとは言うものの、ダイエット以前の糖質中心の食事に戻したわけではない。
以前の記事で書いたとおり、一日当たりの糖質摂取を100gから、200gに増やした。
ダイエット以前は一日当たり、糖質を380gから400g摂っていたから、200gでも、かなりの糖質制限といえる。
それでも、中性脂肪の値は、糖質を増やしたことを見事に反映して、正常値を若干上回るほどに上昇した。
数値が上昇したのは、中性脂肪の生成を抑える薬をやめたことも、大きな要因と思う。
これ以上の上昇を抑えるには、糖質は200gのままで、もう少し運動量を増やすことで、対応する予定。
思うに、糖質制限は、中性脂肪を減少させ、さらには、体脂肪、内臓脂肪の減少に劇的効果をもたらす。
しかし、制限する量はかなり厳密に行わないと、私のように、肝臓に大きな負担を負わすことになる。
糖質制限ダイエットを勧めるネット上の記事は多いが、効果の一方で健康上の危険も胚胎させていることを記した記事はあまりなかった。
一体どれほどが糖質制限の適正量かは人によって違うだろうから、ダイエット目的で行うには、注意が必要だ。
私の場合、睡眠時無呼吸を何とかしなければという、喫緊の課題があったから、体重を落とすことに性急なダイエットになってしまったわけだが、糖質制限ダイエットを勧める多くの記事が、糖質の一日当たりの摂取量を50gまで落とすようなことが書いてあった。
これは相当に危険なレベルだと思う。
そんなに糖質制限をしなくても、体重減少というダイエット目的は十分に果たせる。