消えた横文字表記

以前に記事にしたあるペットショップのガラス窓に書かれていた英文らしき横文字表記。
今日、久しぶりにこのショップに行ってみたら、この横文字表記が消えていた。
以前の記事は次の通り。
http://d.hatena.ne.jp/eriosyce/20160901
まさか、店の店員なり店長がこのブログの記事を見て、でたらめ英語表記を消したわけではないだろうが、意味不明の文字列が消えてすっきりした。
日本語で表記せずに、ろくにわかりもしないのに、アルファベットを使ってわけのわからない英語風またはその他の欧米語風に仕立てた表記を店の看板等に使っているというのは、いまもたくさん見かける。
まあ、一つでもそうした間違い表記がなくなるというのは、よいことだと思う。
間違い表記ではないのだが、私がよく行くスーパーまでの途中にあるマンション。
玄関のすぐ上の壁に"resident"と読める金属製の飾りで、マンションの名前が表記されている。
residentという単語はない。residenceの間違いではないかと思っていたが、ある日にそうではないと気が付いた。
このresidentの前に、装飾文字風にした大文字のPらしきものがあるのだ。
つまりこのマンションの名前は"President"ということ。
装飾文字の使い方で、小説などの各章の最初の文字を装飾文字にするというのはあるが、それ以外で、単語の最初の文字だけを装飾文字にするというのは見たことがない。
それ以上にマンション(まあこれも正式英語ではapartmentに過ぎないのだが)に「大統領」という名前を付けるこの感覚が分からない。
よく意味の分かる日本語でマンション名を記せばいいのに、そうはせずに、アルファベットを使う。
使うなら、正しく、あるいは、適切な使い方をすればいいのに、それはしないというよりできない。
日本人の欧米文化コンプレックスは相変わらずのようだ。