リトープス・脱皮そして夏越し準備8

  • 曲玉3種の寄せ植え


曲玉の自生地はナミビア。自生地のひとつ、Windhoekの環境は次のグラフのとおり。

グラフからわかるように、曲玉の自生地気候は夏の暑さもほどほどで、冬も暖かい。
一日の最高気温と最低気温の差が大きい。日本の気候とはまったく違っている。
こうした気候に育つ曲玉ではあるが、日本の気候にもうまく適応しているように見える。
しかし、うちで育てていた曲玉のひとつは6頭にまで育っていたのが、屋根の上栽培を続けるうちに、弱ってしまい、最後に枯死してしまった。
夏の暑さと、冬の寒さが原因だと思う。
うちの屋根の上は、8月の暑い日には気温60度近くまで上がってしまう。
この暑さはいくらなんでもリトープスには暑すぎだということだろう。
さらに、冬の間も屋根の上に放置したから今度は寒すぎたのだと思う。
元気に育っているようで、本当はぎりぎりの生育条件だったのだろう。
このことを教訓に、画像の鉢は屋根の上ではなく、庭に置いているフラワースタンドの上。
日光が当たる時間は、屋根の上よりうんと短いが、暑くなりすぎることはないので安心。