クラッスラ属スザンナエと都星の自生地気候


画像はスザンナエの自生地の気候グラフ。
これを見ると、冬の今の時期でもかなり暖かく、夏は逆に日本の夏に比べてかなり涼しい。
一年を通じて雨はほとんど降らない乾燥地帯。日本の気候とは全くの別の世界。ここに育つ植物の栽培が簡単なわけがない。
大型ビニールハウスを使った栽培でも、こうした環境とは全く違う栽培条件になる。
スザンナエの自生地には、コノフィツムやその他のメセンも自生している。メセンには、日本での栽培にも耐えうる耐久性があるのに対して、クラッスラにはそれがない。
冬型クラッスラの栽培が難しいのはその所為。

二枚目は最近、SANBIのiSpotというサイトに報告のあった、都星が自生していた場所近くの気候グラフ。
これまた日本の気候とは似ても似つかぬ気候の土地。
夏8月の最高気温が25度。最低気温が13度と、これを日本で実現するのはまず無理。
夏越しも大変だが、冬は冬で自生地に近い環境を整えるのは難しいことが分る。