腸活6

エンテロタイプをタイプ別に分けてるサイトの解説を読むと、タイプによって、健康上のリスクの多いタイプと、そうでないタイプとに分かれている。

たとえば、日本人全体を5タイプに分けているサイトだと、バランス食タイプとヘルシー食タイプには問題があまりないが、アンバランス食タイプだと、若干の危険性が、タンパク脂肪食タイプやタンパク脂肪糖食タイプだと健康リスクがかなりあるという具合。

健康リスクの多いエンテロタイプからそうでないタイプへ移行するためには、食事の内容を変えて行く必要がある。

雑誌Tarzanの特集号では食事改造計画を次のように示している。

腸が喜ぶ食事

画像ではわかりにくいので、改めて「4つの食事計画」というのを示すと、

1. 炭水化物改善計画

2. 食物繊維増加計画

3. タンパク質変換計画

4. 発酵食品で菌確保計画

の4つ。

1.の計画の要は、精白米を止めて、もち麦や雑穀米、玄米にする。あるいはご飯そのものを止めて、オートミールとか、ライ麦パンにすることで、食物繊維を摂取量を増やそうというもの。つまり、2.の計画と目的はおなじ。

3.の計画は、動物性タンパク質、とりわけ牛や豚に肉を好む腸内細菌には健康リスクを高めるものが多いから、これを止めて、鶏や魚、大豆などでタンパク質を取るようにしようというもの。

4.はさまざまな発酵食品をとることで、腸内の善玉菌の種類を増すことが目的。これは、このシリーズの一回目で言及したプロバイオティクスの考え方だ。