腸活1

最近良く耳にするヘルス関連のワードが「腸活」。この言葉の意味は単に腸の活動ということではなく、腸の状態を健全に保つための生活習慣の改善、とりわけ食生活の改善を意味するようだ。

少し以前までだと、健康のための食生活改善といえば、肥満防止や糖尿病回避、高血圧を改善するためのものが注目を集めていたと思う。

もちろんこれらの目的のための食生活改善は今も重要であることに変わりがないが、ここ最近は、にわかに腸の状態をよくすることに注目が集まっているように思う。

私自身、便秘がちで、これを何とかしたいという思いもあり、腸に関する本や雑誌を何冊も買って読んでみた。実際にそうした本や雑誌の記述に従い、便秘解消のため色々な提案を試みたが、あまり効果が出ていない。

最近の傾向としては、単に便秘や下痢の解消ということ以上に腸の活動が体全体の健康状態に影響を与えるということで、これが昨今の「腸活」ブームの理由なのだろう。

そうした中、雑誌Tarzanの9月28日号は腸活アップデートというタイトルで腸活の最新の事情をフィーチャーしている。

コンビニで特集記事の最初の部分を立ち読みで読んでみて、これまでに読んだ本や雑誌では全く触れられていないことが述べられていて、この雑誌を買うことにした。

私の目を引いた箇所が次のような部分。

腸内細菌は分業制

腸内細菌には善玉菌と悪玉菌、それからどっちつかずの日和見菌がいるというのは、すでに知っていたが、善玉菌とされる複数の種類の菌の関連はこれまでのどの本や雑誌の記述にもなかった。

また、記事の右端にある「糖化菌」という言葉も始めて目にした。さまざまな種類の善玉菌、それらの連携プレーによって腸内が良い状態に保たれるのだという。

食物繊維をたくさん摂り、同時に善玉菌とされている乳酸菌やビヒィズス菌を含んだヨーグルトを食べていれば腸の健康状態が保てると思っていたが、それでは十分ではないようだ。

次回から、この雑誌の特集記事を参考に腸活について書いてみたい。