腸活目標をフィーカリバクテリウムの占有率10パーセントと定めた。それに対して現在のこの菌の占有率は6パーセントちょっと。
この数字はある検査ラボに検体を送って、私の腸内細菌を調べてもらって得た数字だ。
そんなに悪い数値ではないが、この菌だけで10パーセント台に乗せたい。
このラボの検査では、酪酸産生菌として、アナエロスティペスという菌も測っていた。こちらの占有率は5パーセントちょっとあり、フィーカリバクテリウム菌とあわせると10パーセントを超える。この数値だとまあまあいい数値で、とりあえず、安心はできる。
しかし、アスリートと呼ばれるヒトのうちの一部、そして、100歳超のいわゆる長寿の人たちには酪酸産生菌の占有率が15パーセントを超える人も珍しくないそうで、やはりこの数値を目指すのがよさそうだ。
ところで、占有率を上げる目標の菌をフィーカリパクテリウムに決めたわけは、この菌以外の酪酸産生菌のためのプレバイオティクス、つまり育成のための食品に関して何の情報も見つからなかったからだ。
一方、フィーカリバクテリウムのためのプレバイオティクスになりそうなものがネット検索でいくつか見つかった。
その一つがチョコレート。チョコレートでも高カカオチョコレートを売り出しているメーカーのサイトに次のような記事があった。
高カカオチョコレートに含まれるボリフェノールは私の腸内細菌を分析してくれたラボの情報によると、やせ菌として知られるブラウティア菌の育成にも効果があるそうで、これは日常の食生活に取り入れたい。
というわけで、高カカオチョコレート95パーセントを毎日2枚食べるようにしている。
話は少しそれるが、この95パーセントチョコ、あんまり売れていないようで、スーパーによってはそもそも棚においていない。
75パーセントが売れ筋のようだが、この濃度だと余計な糖質をたっぷり摂ってしまうことになる。
リブレによる計測で、食後血糖値の急上昇が起きる体質だとわかってから、糖質の多い食べ物は用心するに越したことはない。
私にとっては95パーセントでも十分チョコレートのおいしさはあると思うが、多くのヒトは苦すぎると思うのだろう。売れ行きがそのことを物語っている。