これぞ難物サボテン

エキノマツスツ属栄冠は、今のところ順調に生育を続けている。これまでの栽培では、それほどの難物とも思えない。

  • スクレロカクタス属プビスピナ(2012年7月8日撮影)

ところで、家にはもう一つ、小さい割には値段の高かったサボテンがある。スクレロカクタス属プビスピナ(Sclerocactus pubispinus)だ。画像がそのサボテンだ。
このサボテンについてよく知りもしないのに、珍しいスクレロカクタス属のサボテンということで購入したものだ。
このサボテンの自生地の気候について調べてみた。その自生地に気候を表したのが二つ目の画像。
栄冠の場合の逆で、最高気温が比較した日本のH市とほぼ同じなのに、最低気温が夏の今頃でも、15℃まで下がる。
最高気温が高い場合、カバーをかけた温室に入れるとか、冬なら、ヒーターの入った場所におくとかで対処できるが、最低気温を下げるのはそんなに簡単ではない。
クーラーで下げられる温度は、せいぜい20℃どまり。 普通のやり方では、うまく行かない。
難物番付を見てみると、このサボテンのランキングは第7位。特徴として、耐暑性、耐腐敗性が極弱いとある。
どうやら栄冠ではなく、こちらのほうがよほど難物のようだ。