新種のサボテン?

画像はコリファンタ属象牙丸。表面の斑点は、カイガラムシの一種。
サボテン全体がカイガラムシにたかられて、葉緑素がなくなってしまっている。
スーパーなどで、果物を包むために使っている発泡ウレタンのクッションを、遮光ネット代わりに使っていたため発見が遅れた。
さて、このカイガラムシをどうするか。こすり落とすのは、サボテン本体を傷つける恐れがあり、最後の手段ということで、とりあえず薬剤を使うことにする。
カイガラムシは薬剤が効きにくい害虫だ。体の表面を蝋物質で覆っているため、接触毒タイプの薬剤を散布しても、ほとんど効果を期待できない。
浸透移行性のある薬剤が効きそうだが、根から吸収させるタイプだと効果が現れるのに、かなりの日数が必要で、このサボテンのように、株そのものが弱ってしまっていそうなものには、そんな悠長なやり方では、枯死してしまう可能性もある。
それで、ある薬剤と別の薬剤のコンビネーションを試すことにする。
さて、その効果はどうなるか。