南アフリカの多肉植物13


JSTORの記述にあったスパルマントイデスの採集地、まずはCalviniaは北ケープ州にある町。標高987mとやや高地にあるが、南アフリカの町の多くは標高の高い場所にあるのが普通だ。
つづいて、Sutherland。Calviniaのさらに南、北ケープ州の南部にある町で、標高が1,463mと、かなり高い場所だ。
内陸部にあり、この標高だと、寒冷な気候が予想される。この、Sutherlandの気候グラフが画像のもの。
このグラフから見ると、スパルマントイデスは、高山植物の性質を持っているようだ。高山植物を平暖地で育てるのは大変困難で、特に、夏の暑さをいかに過ごすかが課題となる。
以前、高山性の黄色スミレを育てたことがあるが、案の定夏を越すことが出来なかった。
冬場にきれいな花を見せてくれる、セントポーリア、シクラメンなども、高山性というほどではないが、夏越しが大変難しい。
パルマントイデスの場合も、どうやら夏をどう越させるかが、それが問題ということだろう。